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「カプセルホテル」
 外国生活が長い日本人が、無性に恋しくなる日本のものとは一体何でしょう?
色々あると思いますが、私がよく耳にするのは「安全な繁華街」です。どうやら日本ほど夜遅くまで安全に楽しく外で飲める国はあまり無い様なのです。昼間は安全な街に見えても、夜になるとガラッと危険な夜の街へと変貌してしまう外国の都市って結構多いものですよね。

 今回のテーマ「カプセルホテル」についても、こんな日本の繁華街事情がその定着の大きな一因となっているのではないでしょうか?勿論、酒を飲むだけではなく、仕事の残業で終電を逃してしまった勤勉な会社員もまた多く利用しているという事を忘れている訳ではありませんが・・。

 カプセルホテルが初めて日本に登場したのは、今から25年程前。「サウナと同じ低価格の料金で、ホテル並みのサービスを目指した結果」生まれました。また、1970年に大阪万博が開かれ、日本では、我武者羅に働くサラリーマン戦士が急増し、高度経済成長期へと突入して行った訳ですが、その万博の際に提唱されたのが「カプセル住宅」だったという事です。狭い土地に増えつづける人口・・・それらの問題を一気に解決出来る大発明!!!だったかどうかはさて置き、時代背景を考えると、そんな提唱がなされるのも頷けます。

 さて、カプセルホテルの宿泊料金は一泊3,000円〜4,000円くらいで、コインロッカーも完備してあります。室内はその名の通り、とても狭いです。まさにカプセルといった感じで、1mX1mX2mのカプセルに潜り込む様な形になります。勿論トイレやシャワー、サウナ等も利用出来ます。隣室の鼾が気になる方用には、耳栓の貸出しサービスもあるみたいですよ。また、Yシャツやネクタイも購入出来るので、サラリーマンには嬉しいサービスですよね。24時間チェックイン可ですが、チェックアウト時間は通常午前10時のところが多い様です。

 日本の都心部では殆どの人が電車通勤をしています。会社の近隣に住居を構える人も中には居ますが、より広くて快適な住居を求めて都心から離れた郊外に自宅を購入するファミリーも多い為、人々は常に終電の時刻を意識しながらお酒を飲んだり食事をしたりする事になります。なんと言っても終電を逃してしまうと、とても困るのです。タクシー代もばかになりませんし、野宿程寝心地の悪いものは無いでしょう。そんな時、誰でも(最近では女性専用カプセルホテルや、フロアによって男女が区別されているホテルも出てきている様です!!)気軽にいつでもチェックイン出来て、安全快適に睡眠が摂れるとても便利で手軽なホテルが「カプセルホテル」なのです。

 歓送迎会シーズンも間近です。是非一度お試しあれ!!

                                         (編) シュガープラム



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