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「結婚の歴史」
  都会では30代の4割が独身だというデータがあります。独身貴族という言葉がありますが、彼らは時間もお金も既婚者に比べれば自分の好きに使える為まさに貴族と言えるかも知れません。しかしながら結婚の定義自体も最近では曖昧になってきている傾向にあるように思います。未婚の母も増加していますし、夫婦別姓を望む為、籍を 入れない夫婦も多いと聞きます。

 言うまでも無く、結婚の制度とは人間が作ったものですので動物の世界では婚姻届も離婚届も必要ありません。皇帝ペンギンのオスは痛々しい程に子育てに協力的だといいます。まぁ非協力的な人間のオスへの戒めとしては良いエピソードだといえましょう。

 が、その一方でゴリラの集団においては、メスはより強いオスの子供を宿したいと必死でオスの気を引こうと頑張ります。オスは一匹のメスと共に子育ての苦労を背負い込む気などありません。次々と目の前に現れるメスのお相手や他のオスとの縄張り争いで忙しいのですから。

 現在恋愛結婚をする人が全体の87%を占めるという事からも分かる通り、恋愛の成就=結婚であるというのは一般的な認識の様です。特に恋愛とは一途であって当然という認識が浸透しており、複数の相手と恋愛をする事など言語道断!!という道徳観が社会に根付いている様です。 

 しかし特に日本の農村社会では実に戦前まで”夜這い”という風習が残っており、結婚相手とは別の相手と関係を持つことが大らかに認められていました。庶民だけではありません。源氏物語では貴族階級が配偶者とは別の人と自由に恋愛を楽しんでいたという事実が語られていますし、中世ヨーロッパの騎士が貴族の夫人に対して動物的欲求を持つことは社会的にも価値づけられていた様です。

 では現代の結婚の形式も一過性の制度でしか無いのでしょうか?
夜中に突然見知らぬ誰かが訪問してくるなんて・・・それが好きな人なら胸が高鳴るのでしょうが、それが泥棒だったら警報機が高鳴るだけですし身の危険もありますよね。

 やはり安定した平和な社会を実現する為には今の結婚制度って結構大事なポイントなのかも知れませんね。(終)



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