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「カルチャーショック」


今回は嗜好を変え、私の体験したカルチャーショックについてお話したいと思います。まずは、米国と日本の交通事情の違いについてご紹介しましょう。

1) 米国内殆どの地域を道路網がカバーしておりしかも無料である。一部有料道路も存在するが、通行料はたいていの場合$1〜5と安く、日本のETCに当たるEZ TAG(地域によって呼び方が異なる)も十数ドルのDepositを収めるだけで無料取得でき、通行料もクレジットカードからの自動引き落としが可能。

2) 渋滞緩和のために、自家用車を共同利用して通勤することを奨励しており、大都市ではたいていHOV(High Occupancy Vehicle Lane)として完全にブロックされた車線が用意されている。また土地が広いせいかPark & Rideという自家用車とバスを乗り継ぐ通勤スタイルも一般的。

3) 州によって多少違いがあると思うが自動車の免許取得が簡単である。日本の様に教習場に通う必要が無く、筆記試験と自家用車あるいはレンタカーを利用した簡単な路上試験を受けさえすれば、上手くいけば一日で免許証を取得することも可能である。驚くべきことは殆どの受験者が自分で車を運転してくることである。

4) 交通違反をすると保険料がUPするが、簡易裁判で有罪を認め、講習会を受けると保険料をそのまま据え置くことが可能である。講習会は民間の運営に任せられており、交通違反をすると、「ランチ付き」とか「漫画の映画で楽々講習」などの触れ込みの様々な講習会社のチラシが舞い込んでくる。

5) 自動車保険の保険料は個人の運転履歴だけではなく、自分住んでいるエリア全体の事故数にも影響される。別に自分自身が事故を起こさなくてもいつのまにか保険料が上がっていることを請求書で知り驚かされることがある。

6) 自動車しか移動手段がないにも関わらず、たいていのレストランで酒を飲むことができる。しかし警察に見つかると処罰が厳しく手錠を掛けられ留置場で悲惨な一夜を明かすこととなる。保釈金を支払って留置場を出ることとなるが、保釈金を納める窓口であるBail Bondも民営化されており、裁判所の近くへ行くと、「Easy Bond」等の宣伝看板がならぶ。

7) 飲酒運転でつかまり有罪となると、一定期間道路掃除等のPublic Serviceに従事することとなる。但し車社会なので免許を取り上げられることはなく、通勤用に指定された時間に指定されたルートだけを通行できる免許証を発行される。また、有能な弁護士を起用すれば、司法取引により、上記Penaltyを回避することも可能。


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