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「卒業式・入学式」
日本の学校は、4月から3月までを1学年とするため、入学式は4月、卒業式は3月に行われます。美しい桜の季節の入学式、心地よい春風を感じ始める頃 の卒業式、ともに新鮮な気持ち、素敵な緊張感や期待に包まれるひとときです。 日本の学校制度は6年制の小学校、3年制の中学校、3年制の高等学校(高校)、そして4年制の大学が中心です。大学には4年制大学、短期大学、大学院 が含まれます。現在日本では、小・中学校が義務教育で、中学校卒業者の94%が高等学校に進学し、高校卒業者の49%が大学に進学しています。(数字 は、2003年文部省発表より)今回は、日本の高校、大学の入学式、卒業式を紹介します。 高校の入学式は、新しい制服(制服のある学校がほとんどです)を着て親子で出席します。新入生は期待と不安で胸が一杯です。当日クラス発表があり、講 堂(体育館)に新入学生全員とその親が集合し、校長先生の話を聞き校歌を歌うおごそかな式が一般的です。そして、高校の卒業式は、とても感動的な1日です。講堂に卒業生全員とその親が集合し、卒業生は1人ずつ校長先生に名前を呼ばれ、壇上に上がり、卒業証 書を受け取ります。その瞬間、3年間の思い出がよみがえります。高校卒業後の進路は様々です。式典の後は、友達との別れに涙する様子、後輩が卒業生に花束を贈る様子、思い出話にふける仲間の姿などが多く見られます。卒業後の新しい生活への期待を胸に抱いていても思春期を共に過ごした友達との別れはセンチメンタルな気持ちになるものです。そのようなことを背景に、高校の卒業生の心境を歌った日本の歌は数多くあります。 大学となると、入学式、卒業式共に高校に比べ規模がずっと大きくなるため雰囲気もずいぶん変わります。大学の規模によって行われる式典は様々ですが、大きな大学では、武道館(東京)などの大会場を借り切って行うこともあります。多くの大学の入学式では、私服を着用し、親子で出席します。また、大学の卒業式では、多くの女性の卒業生が羽織袴(日本の伝統的着物のひとつ)を着用して出席するため伝統的な雰囲気があります。卒業生は、高校の卒業式に比べ明るく期待に胸をふくらませた人が多いように思われます。これもひとつの成長の証なのでしょうか。 高校、大学、またその他の学校でも、入学式・卒業式は学生にとって大切な節目であり、とても思い出深く、意義深いものです。式典での緊張感、新鮮な気持ちは社会人になると味わうことが少なくなりますが、いつまでも忘れずに過ごしたいものです。(終) |
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